旅館,八千代へおこしやす
市中に在りながら東に南禅寺、西に平安神宮を配し、古の京文化が現在も脈々と息づく東山の麗に佇む老舗、旅館。粋人が創した草庵茶室に倣った宿は簡素枯淡な趣を持ち、宿をとりまく池泉山水庭園が、市中であることを忘れ静寂の時へと誘います。
7代目小川治兵衛による客室池泉山水庭園
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参道に面した正面玄関
旅館、八千代は京都随一の文化ゾーンにあります
京都には大きく分けて西の嵐山、東の東山に名所が沢山あります。昔は、バスしか交通手段がなかったのですが、今はこの京の名所を結ぶ地下鉄東西線ができ、とても便利になりました。旅館がある東山文化ゾーンは平安神宮を中心に、清水寺、南禅寺三門、永観堂、無燐庵、高台寺、青蓮院、八坂神社、銀閣寺、哲学の道、知恩院,円山公園、祇園などの名所あり、宿はその中の岡崎文化ゾーンで長い間、宿を営んでいます。岡崎文化ゾーンは、平安神宮、永観堂、インクラインを中心に近代美術館、市立美術館や個人蔵の美術館などが沢山あり、昔ながらの東山にある宿は四季を通じて京の歴史と文化に包まれています。
宿より程近い南禅寺は、湯豆腐でとても有名です。「なぜ湯豆腐なの?」って思いませんか。これには理由があります。、湯豆腐はもともとお坊さんの精進料理でした。いま有名な湯豆腐は昆布だしで豆腐をゆでて食べるのですが、当時のものは、焼き豆腐を煮たものでどちらかというとおでんみたいな感じだったそうです。今でも南禅院の招待料理ではこの煮豆腐が出てきます。三門より「絶景かな。」と名台詞を残した石川五右衛門がたべたのは多分、煮豆腐だったんでしょう。
伝統の京料理を展示する「京料理展示大会」が10日、左京区のみやこめっせでありまた。会場では、101店の老舗が初めて一堂に会し、京野菜をふんだんに使った懐石や京ずし、ふぐなどの特選料理を披露し、料理屋から始まった当館も滋味豊かな京料理を出展しました。
〒606-8435
京都府京都市左京区南禅寺畔 京料理とお庭の宿 旅館 八千代 TEL075-771-4148FAX075-771-4140 e-mail
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